先日TOEICテストを受けてきました。TOEICテストは内容の難しさよりも、時間が足りなくて困っている学生のほうが多いのではないでしょうか。
TOEICはスピードが命です。分からない問題を諦めて時間内にテストを終わらせることが最も大切です。
目次
まずは問題集を解きましょう
模試を解いて自分の実力をはかりましょう。点数は意識しなくても大丈夫です。この段階で問題の形式に慣れて、時間を実際に体感すればよいです。
僕のおすすめの問題集はこちら▼
2016年からの新形式にも対応しており、解説も非常に丁寧です。僕ははじめてTOEICの問題を解いたときに、最後の20問くらいは時間が無くて適当にマークする羽目になりました
分からない問題を捨てる勇気
TOEICテストでは分からない、難しい問題に時間をかけないことが大原則です。その問題は諦めて、次の問題にどんどん進んでいく勇気が必要です。
800点をこえるレベルの人でも、ゆっくりと1問ずつゆっくり考えていては、間違いなく時間が足りなくなります。
特に、最後の長文問題は簡単な問題も多いので、塗り絵状態になってしまっては非常にもったいないです。
リスニングセクション
まずはリスニングです。これは音声にしたがって進んでいくので、時間配分は関係ないかと思うかもしれませんが、リスニングも時間配分が命です。
Part 1 写真描写問題&Part 2 応答問題
これらのパートで意識すべきは、Directionの時間の使い方です。約1分半ほど、問題の説明がありますが模試や過去問を解いていたらこの説明は不要です。
この時間にすることは主に2つです。
①問題の写真に目を通す
②Part 5の穴埋め問題を解く
この時間を利用してPart 5の問題を少し進めるのが賢いです。5問くらいは余裕で解くことができます。TOEICではこのような時間の節約が非常に大切です。
Part 3&Part 4 会話と説明文問題
これらのパートでは問題が印字されているので、必ず音声が流れる前に設問に目を通しましょう。
そして、音声を聴きながら問題の答えを見つけ出していきます。設問がすべて読む終えられた段階で答えがわからなかった場合は、さっさと諦めて次の問題の設問に進みます。
もし分からなくてもたついてしまえば、次の問題だけでなく次々の問題まで落とす可能性があります。設問を先読みすることを最優先にしてください。
リーディングセクション
リーディングは自分のペースで問題を解いていくので、時間配分が最も大事になってきます。100問の問題を75分で解かなければならないので、1問あたりの時間は1分もありません。
理想的な時間配分はこのようなものです。
Part 5 12分
Part 6 8分
Part 7 55分
このペースで解かないと問題が最後まで終わりません。次に各セクションの解説です。
Part 5 短文穴埋め問題
穴埋め問題が30問あります。1問20秒を目標にどんどん解いていきます。分からない問題は、考えても答えは出てこないので適当にマークします。
文の前後を見るだけで答えが分かる問題も多いので素早く解いていきます。先ほど言ったように、リスニングセクションのDirectionの時に数問進めておいて心に余裕を持ちましょう。
12分経過して全部解けていなかった場合は、潔く解けなかった問題を諦めてPart 6に進んでください。
Part 6 長文穴埋め問題
こちらは8分以内に解きます。全部で16問なので1問あたり約30秒のペースを意識しましょう。
文の全文を読む必要がない問題がほとんどなので、答えがわかったらどんどん次の問題に取り掛かってください。
Part 7 読解問題
全54問の長文パートです。ここでいかに確実に点をとるかが大切です。
設問→本文→選択肢という流れを確実に抑えましょう。そして例のごとくわからない問題は飛ばしましょう。
55分間の残り時間で54問の問題を解いていくので、1問あたりの時間は約1分です。1分以上悩む場合はその問題は無視して次の問題にすすむことが大切です。
まとめ
TOEICは時間との闘いでもあります。もちろん英語の処理能力が高い人にとっては十分な時間があるかもしれませんが、純ジャパニーズの学生は、問題を解くペースを意識して分からない問題をスキップすることが、得点アップへの近道です。
問題を時間内に余裕をもって終えられるようになったら、700点以上は確実にとれるはずです。TOEICは単語などのレベルはそこまで高くありませんので、情報の処理能力が高ければ高得点が狙えます。
最後に僕のおすすめの参考書を紹介しておきます。
受験時代から愛用している速単です。これをやりこんでおけばTOEIC程度の文章なら一瞬で読むことができます。