週刊文春が報じたスキャンダルによって、食べログのカリスマレビュアー「うどんが主食」氏 (以下、うどん氏) の1800件以上のレビューが食べログ側によって非表示にされました。
レストランから過剰接待を受けて高評価のレビューを投稿していたことが報じられて、うどん氏は今までの信頼をすべて失う形となりました
目次
「うどんが主食」氏とは
うどん氏は食べログのカリスマレビュアーとして有名な人物で、彼が高評価をつけたお店は必ず客が増えると言われるほどの影響力がありました。
週刊文春によると、うどん氏の正体は50代の男性でビルメンテナンス会社の社長ということです。
近年では食べログだけではなく、テレビ出演や書籍の出版など幅広く活動しています。読みやすい文章から人気を集めていましたが、今回の一件で信頼はゼロになりました。
高級レストランから過剰接待
うどん氏はステーキ店「ウェスタ」に「4.8」の高得点をつけ「私はここ以外ではステーキ食べたくありません」とレビューを書いていました。
しかし、この店のオーナー、小林達彦氏と銀座のクラブで豪遊していたということが、2人が訪れたクラブのホステスによって発覚しました。
さらに小林氏からはシャトー・ラトゥールやオーパス・ワンなど数十万~百万円以上の最高級ワインやブルガリの時計なども譲り受けていました。
「通常利用外口コミ」の表記なし
こうした接待を受けた場合は、「通常利用外口コミ」として投稿しなければならないが、うどん氏のレビューにその表記はありませんでした。
運営側がレビューを非表示に
こうした一連の騒動を受けて、食べログはうどん氏の1800件以上のレビューをすべて非表示にしました。
食べログ運営は以下のように説明しています。
「うどんが主食」氏のレビューは約1,800件と極めて多数にのぼり確認には時間がかかることから、弊社にて一度非表示化する対応を取らせていただいた次第です。
今後の対応といたしましては、同氏のレビュー全件について、誤解を招きかねない投稿ではなかったか等の観点から、ガイドラインに照らして再確認いただき、問題ないと判断された口コミについては弊社でもガイドラインに則って確認いたします。また、同氏には、レビュー全件非表示と再確認依頼のほか、口コミガイドラインの遵守徹底を改めてお願いしております。
書籍、商品の発売直後に文春砲炸裂
先ほども触れたようにうどん氏は自身の書籍を5月に発売したばかりです。しかし一連の報道でAmazonのレビューはとんでもない低評価になっています。
また、それだけではなく6月初旬にはうどん氏プロデュースのカップ麺「まるちゃん」が発売したばかりです。このタイミングでの報道は狙ってやったとしか思えません。
コンビニの店頭ではうどん氏のカップ麺が売れ残っているようです。
うどん氏の現状
現在うどん氏は食べログのレビューの全削除に加えて、Twitterは鍵アカウントになり、Instagramも削除されました。
事実上の開店閉業状態となっており、今から書籍や関連商品に力を入れるタイミングでの痛恨のスキャンダルとなりました。
うどん氏は一連の騒動について以下のように語っています。
私はこれまで飲食店を評価する時、いくら親しい友人の店であっても正直に評価をしてきました。
今回、週刊文春の記事において書かれたことで多くの読者の方々に誤解を与えてしまい、また友人のお店に多大なる迷惑をかけてしまいました。
今後、たとえ美味しくても友人のお店は誤解を招く恐れがあるので一切レビューしないことにします。
まとめ
今回の記事では「ゲスの極み」騒動からスクープを連発している週刊文春によって活動不能に陥ってしまった「うどんが主食」氏の現状を説明しました。
実際に過剰な接待があったとすると、食べログの信用度をさらに下げる許されない行為です。真面目にレビューをしている人やブロガーにも影響が出る可能性もあります。
それにしても、関連商品を発売するタイミングでこの記事を出してくる週刊文春の一貫したスタイルには驚きます。
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