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大学生は本を全く読まない!?
最近の大学生は本を読まないという話をよく耳にします。実用書をあまり読まないのはまだしも、活字を一切読まない人もよく見かけます。
大学生には膨大な自由な時間があります。僕はこの春休みにどんどん本を読みたいと考えていて、時間が空いているときは気になる本を図書館で借りたり、買ったりして読んでいます。
僕が実際に読んだ本のなかでおすすめのものを紹介していきたいと思います。春から大学生になる人たちにも是非おすすめしたいです。
人を動かす・道は開ける
いきなり自己啓発本の大定番で申し訳ないのですが、やはり紹介せざるをえません。この2冊はカーネギー氏の代表的な著作で、多くの人に読まれてきました。書いてあることは当たり前のことのようですが、改めて考えると実践できていないことが多いです。
人を動かすでは、人間関係を円滑にする方法がわかりやすく書かれています。日々のコミュニケーションをうまく進めるヒントがちりばめられています。
道は開けるでは、自分の中の悩みを克服する方法が書かれています。これらの本を大学時代に読むか読まないかは今後の人生に少なからず影響を与えると思います。
ロック文化が西洋を滅ぼす
この本は最近読んだ本の中でもとても興味深いものでした。ロックの歴史について書かれている本ではなく、脳科学について書かれています。
歴史の中のフランス革命とアメリカ独立という大きな出来事から人間の脳は大きな変化をとげました。
黒人奴隷の歴史がロックをうみだし、ロックとは本来どういった音楽であるかを学べます。
アイデアのつくり方
とても薄い本です。100ページほどしかなく文字もすごく大きいです。しかし、内容は端的かつ核心をついたもので一読の価値ありです。
アイデアはどこからうまれるか。ひかめきを離さないコツや、具体的なリストやメモのつくりかたがのっていて参考になります。
僕は君たちに武器を配りたい
この書籍はこれから社会に出ていく人に知識という武器を与えてくれる本です。昔は英語が喋れることがスペシャリティでしたが、今ではそれもコモデティ(一般的)になってしまいました。
この現代社会でいかに生き残るか。まわりに埋もれないためには何を実践すべきかということが書かれています。
レバレッジ・リーディング
今こそ読書をすべきだと教えてくれた本です。そして僕にはアウトプットが足りていなかった。本は読みっぱなしにしてはいけません。
本は先人の知恵の宝庫です。そして1500円程度でできる最高の自己投資です。この本を読んでから僕はどんどん図書館なども利用して多読をすることを心がけるようになりました。
20代にしておきたい17のこと
この本は本当に大学生の今読んでよかったと思います。漠然に日々を垂れ流さずに、目標を持って生きることの大切さを学びました。
また、20代という貴重な時間は人生で一度きりです。悔いのないように精一杯人生をたのしみたいです。
深夜特急
ここからは小説を紹介します。深夜特急を先輩にすすめられてはじめて読んだ時の感動は忘れません。そして今すぐ日本から飛び出たくなりました。
この本は一体何人の大学生をバックパッカーにしたのでしょうか。僕も大学の間に一度は世界を旅したいと思います。
四畳半神話大系
京都の大学生が主人公のお話。はじめはよくわからないところも多いですが、読み進めれば話がつながってきます。
最後の章ははじめて読んだときとても衝撃的でした。これ一体どうなるんだろうと。特に京都の大学生は必読です。地名などがでてきておもしろいです。
アルジャーノンに花束を
最近映画化もされていた有名な小説です。是非一度は読んでほしい名作です。全世界が涙した現代のバイブルというキャッチフレーズは間違いないです。
ネタバレになるので詳しくは伏せますが、知的障害から天才になった主人公の葛藤がリアルで思わず時間を忘れて読みふけってしまいます。
クリムゾンの迷宮
他の紹介している本と系統が少し違いますが、貴志祐介先生の作品が大好きなので紹介します。
ゲームブックにしたがって進んでいくこの話は、ホラー小説というジャンルですが、アクションSFのような要素もあります。一晩で読み終えるほど熱中して読んだのをよく覚えています。
まとめ
本を7冊と小説を4冊紹介しました。10選とタイトルにありますがカーネギーの書籍は両方紹介したかったので1冊オーバーしてしまいました。
【本】
- 人を動かす・道は開ける
- ロック文化が西洋を滅ぼす
- アイデアのつくり方
- 僕は君たちに武器を配りたい
- レバレッジ・リーディング
- 20代にしておきたい17のこと
【小説】
- 深夜特急
- 四畳半神話大系
- アルジャーノンに花束を
- クリムゾンの迷宮
僕が実際に読んで何回も読み直してる本ばかりなので、春休みに時間を持て余している大学生や、入学までに有意義な時間を過ごしたい新大学生の人は是非1冊でも手にとっていただけたらと思います。