今回の記事では、Shure SE215をBluetoothワイヤレス化する方法を紹介していきます。長年愛用していたShure SE215ですが、「OKCSC DD4C」という格安のケーブルでリケーブルすることでBluetoothイヤホンになりました。
実際に使ってみた感想や音質の違いなどを詳しくまとめていきます。音質や操作性など2,100円という圧倒的なコストパフォーマンスには驚きです。
- Shure SE215を使い続けて5年以上
- Bluetooth化の流れは必然
- 純正ケーブルは高い、もう1つイヤホンが買えてしまう
- 2,100円と格安のOKCSC DD4Cを購入
- 簡単にリケーブルで無線化完了
- 操作性やペアリングをチェック
- 気になる音質を有線やBeatsのBluetoothイヤホンと比較
- まとめ
目次
Shure SE215を使い続けて5年以上
このShure SE215というイヤホンはかれこれ5年以上使い続けています。その理由はコストパフォーマンスのよさと音質、そしてShure掛けと呼ばれるフィット感の高い装着製にあります。
1万円前後のイヤホンでしたらベストバイの商品で、安いイヤホンを使っている人は世界が変わります。
上位モデルへの買い替えも考えたが…
上位モデルへの買い替えも何度か考えましたが、やはり僕の中ではShure SE215最も値段と音質のバランスがよくずっと使い続けています。
Bluetooth化の流れは必然
プロ向けの機材を提供するメーカーであるShureはBluetooth化にはあまり積極的ではありあませんでした。
しかし、iPhone 7移行でイヤホンジャックが廃止されるなどBluetooth化、無線化の流れは止まりません。そこでShureも2017年の10月にBluetoothのイヤホンを発売しました。
純正ケーブルは高い、もう1つイヤホンが買えてしまう
もうすでにShureのイヤホンを持っているのでBluetoothイヤホンを新たに買い直す気にはなりません。
MMCXイヤホンは簡単にリケーブルができるので、Shureも繋ぐだけでBluetoothにできるケーブルを発売しています。しかし、このケーブルはかなり値段が高くてShure SE215がもう1つ買えてしまいます。
2,100円と格安のOKCSC DD4Cを購入
純正ケーブルは高すぎるのでお試しとしてOKCSC DD4Cという格安のケーブルを購入しました。
Amazonのレビューも高評価が多く、お手軽にMMCXをワイヤレスにリケーブルすることができる製品です。
早速開封していきます。パッケージはとても簡易的です。
こちらが製品です。安っぽい感じも少しありますが、見た目は悪くはありません。
こちらはコントローラーです。音量調整や早送り、再生ができます。
充電はマイクロUSBです。
付属品
付属品紹介です。こちらは充電用ケーブルです。
外れ防止イヤーフック付きです。
簡単にリケーブルで無線化完了
取り付けは簡単で一瞬でBluetooth化することができます。まずはShure SE215のケーブルを取り外します。
こちらがイヤホン本体です。僕のShure SE215は使いすぎてプリントが全部剥げてしまっています。
OKCSC DD4Cをパチっと装着すればもうBluetooth化の完成です。
外れ防止イヤーフックは中割れ式で後から付けれます。
個人的にはフックがないほうが好みです。
操作性やペアリングをチェック
早速実際に使っていきます。ペアリング名はBTと表示されるので、僕はShureに変更しました。
ペアリングは電源ボタンを押すとすぐに「Connected」いう英語の音声が流れて完了します。ペアリングはかなりしやすいです。
コントローラーのボタンの操作は以下の通りです。
ボタン(+)長押し→音量アップ、1回押し→前の曲へ
ボタン(−)長押し→音量ダウン、1回押し→次の曲へ
対応のMMCXイヤホン一覧です。
Shure SE215 / SE315 / SE425 / SE535 / SE8462. UE UE9003. AUDIOSENSE TK200 / T100WESTONE:1. W series W10 / W20 / W30 / W40 / W50 / W60 / W802. ES Series ES10 / ES20 / ES30 / ES50 / ES603. UM PRO Series UM PRO10 / UM PRO20 / UM PRO30 / UM PRO504. AM PRO Series AM PRO10 / AM PRO20 / AM PRO305. Other XBA-Z5 / XBA-A3 / XBA-A2 / XBA-H3 / XBA-H2 / HA-FX850
電池持ちはあまり良くなく、3−4時間ほどで切れてしまいます。これがOKCSC DD4Cの唯一の弱点です。
純正のケーブルなら6−8時間ほど電池が持つようなので、そのへんは純正に軍配が上がります。また、純正は15分の充電で約2時間再生可能ということなので、電池持ちでは純正に比べてかなり不安があります。
しかし、モバイルバッテリーを使うことで電池持ちの問題は解決できますので、OKCSC DD4Cの2,100円という圧倒的な安さは強みです。
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気になる音質を有線やBeatsのBluetoothイヤホンと比較
最後に気になる音質をみていきます。最初に聞いた印象では迫力のあるバランスのとれた音で非常に気に入りました。
すでに「Bluetooth=音が悪い」という時代ではないので、普段使いのイヤホンとしては十分すぎるレベルです。
有線接続時と比べてみる
ワンタッチで有線と無銭を切り替えることができるので、有線接続時と聴き比べをおこないました。結果としては、当たり前ですが有線のほうが音に迫力と輪郭があっていいです。
しかしながら、決定的に音が悪くなるわけではなく、聴き比べをすればわかるというレベルです。外で使う時には無線のメリットを最大限に活かすことができるので、この程度の音質低下ならまったく問題ないと感じました。
ワイヤレスイヤホンBeats Powerbeats2 と比べてみる
続いてはBluetoothイヤホンの Powerbeats2と比べてみます。BeatsはAppleに買収されてPowerbeatsはアップルストアで発売されています。値段は高価ですが、Apple効果からか使っている人も多いです。
値段が違うのでPowerbeatsのほうが音質がいいと思いきや、どちらも優劣つけがたい印象です。
OKCSC DD4Cを付けたShure SE215がスネアや高音の目立つ印象なのに対して、Powerbeatsは低音が強調されて聴こえます。どちらがいいかは好みの問題だと感じます。
個人的には、OKCSC DD4C+Shure SE215の組み合わせがかなり気に入ったので、こちらがおすすめです。値段もPowerbeatsを買うより安いです。
まとめ
今回紹介したShureなどのMMCXイヤホンを簡単にワイヤレス化できる「OKCSC DD4C」は、2,100円という安価な値段ながらも音質、操作性ともに大満足でした。
唯一のデメリットは電池持ちの短さですが、キャリングケースに有線ケーブルをしのばせておけば電池切れの際にケーブルを交換することもできます。
ワイヤレスのBluetoothイヤホンを探している人には、Shure SE215+OKCSC DD4Cは超おすすめです。ワンランク上の音質とワイヤレスの快適さが同時に手に入るので、是非詳細をチェックしてみてください。
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