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葵祭とは
葵祭は、祇園祭、時代祭と並ぶ京都三大祭の一つとして知られています。京都御所から下鴨神社・上賀茂神社へ新緑の都大路を、総勢500名を超える平安絵巻さながらの優雅な行列がねり歩きます。
毎年5月15日に下賀茂神社と上賀茂神社で行われる祭りで、京都でもっとも古くからあるお祭りとして知られています。その行列のすべてに葵の葉が飾られてます。
本日葵祭に行ってきました
天気も晴天で、やや暑すぎますがお祭りにはもってこいのコンディションでした。留学生の友人5人とともに葵祭に出かけました。
葵祭は1400年前に欽明天皇が五穀豊じょうを祈って馬を走らせたのが始まりとされている伝統的なお祭りで、僕自身も楽しみにしていました。
僕は京都に2年住んでいますが、葵祭には行ったことがありませんでした。
まずは路上で行列を見学
500人もの行列が路上を練り歩きます。警察も交通規制でてんやわんやでした。僕たちが陣取ったのは、ちょうど下鴨神社の手前の橋あたりでした。
いよいよ行列がやってきて、行列を楽しみました。みんなで行列の馬や牛車をみて楽しみました。あまりにも長いのでそろそろ下鴨神社に移動しようということになりました。
しかし、下鴨神社に入るには行列が終わるのを待たなければならないそうです。そのことを留学生に伝えると、「あっそっか。じゃあ帰ろうか。」と言われました。
なぜかサイゼリアへ移動することに
どうやら彼らの中では、馬と着物の人々が少しでも見れれば満足だったようです。ランチにサイゼリアに向かいました。
今頃神社では催しごとが行われているのかなあとか考えながら、僕はミラノ風ドリアをもぐもぐ食べていました。
ということで、僕のはじめての葵祭は20分ほどで終わってしまいました。来年時間があれば行こうかなとこっそり思いました。
まとめ
きっと日本人だけで行っていたら、せっかくなので神社に行って最後まで楽しもうとなっていたと思うのですが、なぜか今日の僕はサイゼリアに行っていました。これも文化の違いなのかと感じました。
あまり興味がなかったのかとも思いましたが、おそらく少しでも見れたら彼らは満足だったのだと思います。僕たち日本人でも、歴史やお祭りの起源を知らなければ、ただ屋台のご飯を食べに行くだけになります。
次からお祭りやお寺に行くときは少し勉強をしてから行くことにします。今回の場合でも英語でうまくお祭りの歴史などを説明できたらサイゼリアに行くことはなかったかもしれません。