衆議院の解散を安倍首相が発表し、ニュースは選挙モード一色になってきました。しかしながら、選挙の主役は自民安倍ではなく、希望の党を立ち上げた小池百合子東京都知事となっています。
今回の記事では、この自民VS希望という政権交代選挙とも予想されている今回の選挙に対して感じる違和感について書いていきます。
目次
安倍政権に対する違和感
安倍政権に対する違和感については日頃から感じているのですが、安倍首相以外に首相になってほしい人がいないというのが現状です。
安倍首相は大嫌いではないけど好きでもないという微妙な感じなんですよね。
そんな中で解散総選挙というわけですが、僕が感じる違和感というのはこの選挙に対してです。
そもそも安倍政権に対する違和感というよりは、与党が有利な時に解散できる七条解散に対する違和感があります。
与党が有利なタイミングで600億円以上の税金を使って、その場しのぎの大義で行う選挙には違和感しかありません。北朝鮮情勢や今後のアメリカとの連携も含めて今しかタイミングがなかったのかもしれませんが、やはりこの解散には違和感があります。
小池百合子東京都知事の二足のわらじに対する違和感
今や台風の目として絶好調の小池百合子東京都知事ですが、僕は彼女が知事と国政の二足のわらじを履くこと対して違和感があります。
僕は東京都民ではありませんが、やはり都知事を踏み台に国政に乗り出しているといったような感じがして良い印象を持ちません。
これだけ世論を操れる小池旋風をみていると、彼女の頭の良さもありますが、民衆ポピュリズムの脆さを改めて実感します。
小池都知事には都政に集中してもらいたい反面、安倍1強の大儀なき選挙にここまで風穴を開けたことは評価せざるを得ないかもしれません。
民進党に対する違和感
なんといっても一番の違和感は民進党です。かつての政権時代の面影は今やなく、自らの保身のためだけに活動しているようにみえます。
つい最近、民進党として再スタートをしたばかりだというのに、安倍政権に勝てるかもしれないと思うと、考え方の違う小池新党に着いていく様子はもうどうしようもありません。
政権交代だけが目的で、何がしたいのかわからない民進党に投票する国民はどのくらいいるのでしょうか。
アメリカの二大政党制を目指していたはずの民主党でしたが、今ではもうなんの期待も持てません。
投票するところがない
このように今回の選挙に対する違和感を書いていくと一つの問題点に気づきます。そう、投票したいところがないのです。
投票したいところがないということは、どこの政党にも期待出来ないという意味ですので、この中からマシなものを選ばなければなりません。
そうなるとどこにも投票したいところがないという困った問題に直面します。そんな状況だからこそ、小池さんに対して期待を持つ人が多くいるのでしょう。
大学生は全然選挙に行かないし興味もない
正直な話、大学生は選挙に興味がありません。以前の記事でも書きましたが、僕の周りでも選挙に行っている人はとても少なかったです。
そもそも大学生には政治について関心がない人が多いです。ですので、選挙の基準になる要素は、安倍さんと小池さんどっちが好きか、増税は嫌、憲法改正もなんとなく怖いから嫌といったような感じです。
大学生同士で政治的な話をすることはある意味タブーのような形になっていますし、現在の政治になんの期待感もないからこそみんな選挙にいきません。
しかし、期待感がないからこそ選挙に行かなければならないはずですので、若者の選挙への関心の無さは非常に難しい問題です。
まとめ
今回の記事では今回の選挙に対する違和感についてまとめていきました。安倍政権、小池百合子都知事、民進党に対して違和感が強く、まったく期待できない選挙に対しては違和感しかありません。
選挙に対する違和感も問題ですが、若者の選挙に対する関心や知識のなさというのも日本が抱えている大きな問題の一つです。
おすすめ記事
ドナルド・トランプ大統領はバック・トゥ・ザ・フューチャーの悪役ビフのモデルだった
大学生におすすめの絶対読むべき自己啓発本・小説10選 【2016】感想まとめ